ホームページ制作会社と連絡が取れない。引き継ぐために確認したいこと
2026.10.07
「ホームページを直したいのに、作ってくれた会社と連絡が取れない」。そんな時、サイトは表示されていても、この先どうしたらいいのか不安になりますよね。
すぐに全部作り直すと決める必要はありません。今のサイトを引き継いで使えるかどうか、まずは管理の状況を整理してみましょう。分からないところがあっても、そこから確認していけば大丈夫です。
最初にしたいのは、作り直しではなく「どこで、誰が管理しているか」の確認です。
契約先が分からないままサーバーを解約したり、ドメインの設定を変えたりすると、ホームページだけでなく会社のメールにも影響することがあります。変更する前に、今の状態を残しておきましょう。
1. サイト・サーバー・ドメイン・メールを分けて考える
ひとまとめに「ホームページ」と呼んでいても、管理する場所は一つとは限りません。制作会社が作った部分と、ご自身の会社で契約している部分を分けて確認します。
| 確認するもの | 役割 | 探したい情報 |
|---|---|---|
| サイトのデータ | デザイン・写真・記事・機能など | WordPressの管理画面、ファイルとデータベースのバックアップ |
| サーバー | サイトのデータを置く場所 | 契約している会社、契約名義、管理画面、支払い・更新状況 |
| ドメイン | sbdesign.jp のような住所にあたるもの | 契約・管理先、登録情報、更新期限、変更できる権限 |
| メール | 会社のメールアドレスと送受信の設定 | 利用サービス、サーバーとの関係、残すべきメールや設定 |
2. ログイン情報があるなら、変更より先に保存を
管理画面に入れる場合は、現在の契約内容や利用環境を確認します。WordPressは、記事などを保存するデータベースと、画像・テーマなどのファイルの両方が必要です。バックアップがあっても、古いものだったり、一部しか残っていなかったりすることがあります。
不安なまま更新ボタンを押すより、まずは復元できるデータがあるかを確認したいところです。バックアップの基本はWordPress公式の案内も参考になります。
3. ログイン情報がない場合は、契約の手がかりから
過去の請求書、契約書、メール、社内の引き継ぎ資料を探してみてください。「制作費」と「サーバー・ドメインの更新費」の請求元が違うこともあります。担当者が退職している場合は、会社で管理している資料や共有アカウントから確認します。
契約先が分かったら、契約者として利用できる確認・再設定の手続きを、その事業者に問い合わせます。第三者が勝手にログインしたり、契約を書き換えたりできるわけではありません。制作会社名義の契約や、素材・システムの利用条件について確認が必要な場合もあります。
情報が見つからないことも含めて相談していただいて構いません。ただし、権限やデータを確保できない場合には、そのままの引き継ぎが難しいこともあります。
4. 今のサイトを引き継ぐか、一部を直すか
- データと必要な権限があり、仕組みも使い続けられる。今のサイトを引き継ぎ、更新や保守を見直す方法を検討します。
- 使える部分はあるけれど、不具合や古い機能がある。影響する範囲を調べ、部分改修で対応できるかを考えます。
- 必要なデータがない、利用条件やシステムの制約がある。移行や作り直しも含めて、残せるものと新しく必要なものを整理します。
見た目だけでは判断できないので、URLを見てすぐに「できます」とは言い切れません。逆に、古いからという理由だけで全部作り直すとも限りません。調べたうえで、必要な範囲をご提案します。
5. 費用は、何を調べて、どこまで引き継ぐかで変わります
文言の差し替えと、管理先の調査・サーバー移転・動作確認では、必要な作業が違います。SBDESIGNでは軽微な修正を5,000円〜(税別)でご案内していますが、引き継ぎ全体がこの金額で済むという意味ではありません。調査や移行、改修は内容に応じて別途お見積もりします。
詳しい調査自体が有料になる場合も、先にお伝えします。まずは現状とご希望を伺い、どこから確認するかを決めましょう。軽微な修正の料金と対応範囲はこちらをご覧ください。
相談前に、分かる範囲で教えていただきたいこと
- サイトのURLと、困っているページ
- 直したいこと、今後できるようにしたいこと
- 管理画面に入れるかどうか
- サーバー・ドメインの契約先が分かるか
- いつまでに必要か、現在サイトやメールが使えているか
最初のお問い合わせにパスワードや秘密の情報を書く必要はありません。作業が必要になった段階で、安全な共有方法をご案内します。
今あるサイトを、これからも使えるように。
他社で制作したサイトも、全国からオンラインでご相談いただけます。「何が分からないのか、うまく説明できない」という状態でも大丈夫です。引き継ぐ、直す、作り直す。状況に合わせて、一緒に整理していきましょう。